■テーマ:自殺したいくらい悩んでどうしようもない時のための、魔法の考え方。
こんにちは、ニシダユウジです。
現在某ベンチャー企業の代表取締役を務めている経営者です。
今回は少し衝撃的なテーマですが、自分の実体験から、人生で最も大事なメンタルの持ち方について。
あまり人が教えてくれない、本当に自分を慰め、人生が楽に生きられる考え方について投稿していきます。
最近本当に、切に思うのは、「今幸せですか?」と質問した時に、「幸せです」と答えられる人があまりに少ないという事。
「うーん…ぼちぼちですね」「いえいえ、ぜーんぜん。真逆です。」
そんな回答が圧倒的に多い気がします。
今回はそんな周囲の状況を解消したく、僕自身が実際に使用している「非常に重要だと感じる考え方」について、いくつかご紹介できればと考えています。
では「今幸せか?」の問いに対して、
僕自身はといえば、これは本当に「幸せ」です。
これは即答ですし、うちの社員もみんな即答です。僕たちの側近の方々も本当に即答の方が多いです。本当に幸せな環境に身を置く事ができていると感じますし、この事にとても感謝しています。
ただ、それがこれまでもずっとそうだったかと言うと全くNOです。僕自身、これまでなかなか思うようにいかない現実世界の中で、人間関係(死別、離別含む)やお金の問題、会社、ビジネスの問題…などなどさまざま気分の浮き沈みを経験してきました。
もちろん「幸せ」なんて言ってられないような心情の時もたくさん経験してきました。
特に会社員2年目の時代には、部署内最大プロジェクトのプロジェクトリーダーに任命され、また別の重要プロジェクトも兼務で複数担当。とにかく業務量、その難易度ともに高負荷そのものであり、自分が原因の重大なミスを重ね、さらに人間関係が絡む複雑なストレス、日夜上司・先輩からの膨大な量のタスク催促、大阪から京都への長距離通勤に、超早朝勤務、超深夜帰宅は当たり前、休みは全て仕事に費やし、ようやくの休みも当日出勤要請で数ヶ月休みなし、相談できる環境も少なく、40℃近い熱で体調も崩しても関係なく出社し、そこに父親の重篤も重なり、恋愛の問題も重なり…など、とにかく目の前の全ての景色が暗いグレーのフィルターを通したような光景に見えた時期もありました。文章で書くとまだマシに見えますが、当時の1日1日、毎朝起きた時の感情やストレスなどを思うと、それはなかなか当時の自分にとっては悲惨な状況でした。
もちろん自分でビジネスを抱える今も、今に至るまでも、同様に厳しく感じる時期は人並み以上に幾度も経験していると思います。しかし現在では同様の事があってもメンタルの持ち方によって心の軽さが全然違いますし、負の連鎖を起こさない仕組みを知っている事が本当に大きな違いだと言えます。またそのあたりも記事にしていければと思います。
ご紹介する考え方は、自分自身の実体験とまた様々な分野の学びを重ねた上で行き着いたものです。
自分自身、現在社会の荒波の最前線で揉まれている自覚はありますが、どんなピンチがあっても、身内の死や離別があっても、大きくメンタルを揺るがす事なく、しっかり地に足をつける事(グラウンディング)ができているのはこの考え方が定着してからだと感じます。
一人一人さまざまな不安や恐怖、ストレスがあるかと思います。
「こんな辛いのは私だけ」
「私の状況は綺麗事では済まされない」
「こんなアドバイスは実践できないし現実的ではない」
そんな想いを一度じっとこらえて、
本当に「今」を変えるために、
一度だけでも素直に考え方を受け入れて頂けると、
今後の人生がより良い方向に進んでいくと信じております。
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では、1つずつ紹介していきます。
まず、1つ目の考え方。
目次
①他人の事でずっと悩んでいるけど、そもそも人生には自分以外は存在していない。
いきなりショッキングな内容かも知れませんが、これは概念的な話でもあり量子力学などで証明されている事実でもあります。
■参考URL:
そのあたりを突き詰めると難しい話になってくるので、興味のない人は自分を楽にする考え方として理解する事をオススメします。
「あの人はこういうところがある」
「あの人のせいでこうなった」
「あの人さえいなければ」
いや、そもそも「あの人」というのが「いない」という考え方です。
そもそも自分の人生には自分以外は存在し続けていないからです。
存在しているのは自分だけなので、自分以外は自分の意識が作り出したものという事になります。だからこそ、自分の好きなように自分の視界を変えていけばいいという発想になります。
よく様々な学問書やビジネス書にも、
「他人の事は変えられない。自分を変えるしかない。」
と言っているのを見たり聞いたりする事があると思います。
まさにこのあたりの話とリンクしてくる事になります。
■参考URL:
周りのしがらみや人間関係に不安や恐怖、ストレスを抱えている時には、悩んでいる対象は「存在していない」ものとし、自分の感情ひとつしかないと思えると、意外と楽になれるもんです。
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続いて、2つ目の考え方。
②自分は自分を最高に幸せにするためだけに生まれてきた。(他に何の責任もない)
これが一番重要と言ってもいいくらい重要な価値観です。
ただ、この考え方を日本人は一番できていないと感じます。
そして付け加えると、さまざまな業界のピラミッドの上位に君臨する方はほとんどこの考え方が定着していますね。
なので、今この考え方ができず、現実世界で上手く運べていない方は、とことんこの考え方を実践しマスターすべきです。
また詳しくは今後投稿していきますが、この考え方こそが、望む未来を現実化する「引寄せ」の技術を厳密に科学していくと、一番不可欠で根本的な考え方になります。
とにかく、
「自分が幸せになる事をしよう」
「自分が幸せになるために自分は生まれてきた」
気休めでも、甘えでもなく、これが真実です。幸せと感じない全ての事は責任を放り投げて捨ててしまってOK、とも言えます。
ここでとことん邪魔になるのが、超日本人的な発想です。
「自分だけ幸せとか、超自己中ですね」←コレ。
これは日本人特有のおかしな美学が関わって、事をややこしくします。
ちょっとここでわかりやすく比較してみます。
AさんとBさんの以下の発言を見てください。 そしてどちらに共感を覚えるか確認してみてください。
A:「僕の喜びは人を幸せにする事です。自分の幸せは正直どうでもいいかなと感じているんです。」
B:「僕は自分を最高に幸せにするために生まれてきました。その結果周りも幸せになれるならいいですね。」
おそらく日本で美しいと感じられるのはAの考え方だと思います。もちろんこれも素晴らしい考え方なので否定はしないですが、自分の実体験からあえて辛口に伝えておきます。
Aのような発言をしていた人で、他人を幸せにできたと思える人は周りに1人もいません。ほぼ全員が自身のお金の問題などで首が回らなくなり、逆に周りに迷惑をかけてしまうケースを頻繁に見かけます。
極端に言い換えると、AとBの発言はこう言い換えができると思います。
A:「僕は溺れます。でも溺れながらでもあなた達を浮き輪で助けます。」
(→!?ほんとにできんの?)
B:「僕は豪華客船でクルーズします。できればあなた達をご招待しますし、あなた達が溺れた際には船で救助できます。」
こう言い換えると、はっきりと「自分が幸せになる事」の重要性がわかるかと思います。「自分が幸せな人にしか、他人の幸せの面倒は見られない」という事です。逆に言えば、「自分を幸せにできていない人に、他人を幸せにする事は難しい」という事です。
とにかく、自分の幸せを見失っている人、他人の事ばかりに自分の時間を割いている人、不安や恐怖、ストレスに常に追われている人は、「自分を最高に幸せにする事」だけに集中してください。他の何事にも責任はないと心得てください。日常の業務にすら、です。
この考え方において勘違いしやすいのは、別に他人の事は「どうでもいい」と言ってるわけではなく、まずは自分を幸せにしよう(他人の幸せはその後から)、というニュアンスをしっかり持つ事が大切ですね。
「自分を幸せにする一環として、他人の幸せがある」
こういう考えなら自分の幸せにしっかりと軸を置いて考えられているので素晴らしいと思います。
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続いて、3つ目の考え方。
③誰であろうと自分の幸せを侵害する権利はない。(自分にも他者の幸せを侵害する権利は同じくない)
こんなに当たり前の話なのですが、
これを大きな声で言ってくれる環境があまりに少ないように感じます。
他の誰にも自分の幸せを侵害する権利はありません。
わざわざ説明する必要もなく、それぞれの胸の中で充分に実感できる内容だと思いますが、しかし、それぞれがそれぞれの幸せを否定したり侵害し合っているのも今の世の中の側面かと思います。
アドラー心理学では、自分の事を他人が好きになるか嫌いになるかは「他人の課題」であって、自分は自分が思うように生きればいいと教えています。
■参考URL:
自分が幸せに向けて突き進む上でどんな横ヤリが入ったとしても、「自分の幸せを侵害する権利は誰ひとりない」と理解し、自分の思うまま幸せの道を貫いていきましょう。
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続いて、4つ目の考え方。
④人生に「しなければいけない事」なんて何ひとつない。
本当にほとんどの人が何か強制力や義務感のようなもので動かされ、結果不安やストレスを抱えてしまっているように思います。自分でワクワクして選択している行動であれば、不安やストレスにはなりません。
本当にほとんどの日本人が働きすぎです。楽しめていればOKですが、そうでないなら少しでもサボる方向や逃げ出す方向にも目を向ける事をオススメします。
人間はもともと生まれてきて、何をしたって自由なハズです。
生きていく中で、学校へ行かないといけない、就職しないといけない、お金を稼がないといけない、上司の言う事に逆らってはいけない、などなど無数の制限をかけられ、中には自分で制限を追加して生きてしまっています。しかし、本質はあの赤ちゃんの頃と同じように変わらず自由です。
「しなければいけない事」「努力しないといけない事」は何ひとつないです。仕事や会社という、全体で売上に貢献しないといけない仕組みが今の世の中にはあるので、やけに強制されている感覚がしているだけです。
ワクワクや幸せ、喜びの感情で全てをおこなえているなら何の問題もありません。しかしそこに不安や恐怖、ストレスが常につきまとうようなら、自分を追い込まず、もっと楽な考え方を持たせてやりましょう。
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続いて、5つ目の考え方。
⑤この世に決められた善悪など何ひとつない。自分は何をしたっていい。
この世でやっていけない事は何ひとつないです。
つまり自分でしたい事があるのに制限をかけるな、という事です。
他人に気を遣ってその行動にブレーキをかけるな、という事です。
(①の考えも併せると、「他人」というもの自体存在しないので気にする必要はないという事になります。)
少しエネルギーや4次元系の話にふれますが、退行催眠治療や幽体離脱、チャネリングなど、世界各国にあるさまざまな死後世界に関する文献で共通して言われている事として、「神と呼ばれる存在は、この世に善悪など何ひとつ定めておらず、人間が勝手に善悪を判断しているだけ」という考え方があるようです。
■参考文献:
信じる信じないは別として、そう考えた方が人生が楽しいのであればそうするべきだと考えます。行動に制限を設けず、考え方に制限を設けず、決められた枠組みすらもぶっ潰して自分で構築していける人生の方が、僕は数段楽しいと考えているので、これからもそう歩んでいこうと思っています。
悪い人なんて一人もいないし、悪いおこないなんて一つも存在しない。それを受け取る人の心に善悪が存在するだけであって、それはその人の課題であり自分の課題ではない。自分は自分が幸せになる方向へひたすら舵を切り続ければいい。
そう考えるだけで心は幾分楽になるかと思いますので、少しでも心の中の不要な枠組みをクリーンアップして、自分を軽く楽に生かしてあげてください。
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そして、最後の6つ目。
⑥不安や恐怖、ストレスは一生ゼロでいい。
一生です、一生ゼロでいいです。
不安や恐怖やストレスも人生のスパイスとして必要でしょう!という美学は不要です。
不安や恐怖、ストレスの感情は、
不安や恐怖、ストレスを招く事象を引き寄せやすくなります。
本当に一生負の感情はゼロでいいですし、夜寝る前に「不安や恐怖、ストレスはゼロになっているか」と自問自答してみてください。
理想はゼロの状態です。
逃げてもいい。切り捨ててもいい。放り投げてもいいです。今は周りの迷惑とかを考えなくてもいいです。自分の幸せだけを考えて判断してください。これを愚直に実践するだけで、望まない現実を自分の人生から遠ざけていけます。
今、不安や恐怖、ストレスの感情しかない人。これをゼロにするにはとても長期かかるかもしれません。しかし、少しずつでもいいので低減する努力を積み重ねていってください。「引き寄せ」の世界では、負の感情は唯一本当に不要なものだと結論づいています。
(かと言って、今負の感情がある人も自己否定はせず、ありのままを受け入れてあげれば大丈夫です。徐々に変化させていきましょう。)
またそのうち記事にしますが、不安や恐怖、ストレスの負の感情を低減するには、自分の頑張りでなんとかなる問題は「①課題解決」で解消するか、不可抗力な問題であれば「②無視する。意識の外に追いやる」方法のどちらかで潰していくしかありません。
ここは愚直に続けていくしかないですが、不安や恐怖、ストレスがなくなるにつれて、周りの状況も好転してきますので、ぜひその先の明るい未来のために頑張っていきましょう。
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以上です。
考え方を以下にまとめておきますね。
①他人の事でずっと悩んでいるけど、そもそも人生には自分以外は存在していない。
②自分は自分を最高に幸せにするためだけに生まれてきた。(他に何の責任もない)
③誰であろうと自分の幸せを侵害する権利はない。(自分にも他者の幸せを侵害する権利は同じくない)
④人生に「しなければいけない事」なんて何ひとつない。
⑤この世に決められた善悪など何ひとつない。自分は何をしたっていい。
⑥不安や恐怖、ストレスは一生ゼロでいい。
最初は自分のものにするまでに時間はかかるかもしれませんが、以上の考え方が体得できると、本当に誰の意見や考えにも左右されない、ストレスフリーでかつ自分が心底幸せな人生がスタートします。
ぜひ一人でも多くの方が日々の不安や恐怖、ストレスを減らし、ワクワクや幸せ、喜びをたくさん抱え生きられる事を願っています。
今回は長々とした記事に関わらず、お付き合いありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
ニシダ
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